こんにちは。
エステティックH&B大和店の山内です。
先日、日本エステティック協会の「認定上級エステティシャン実技試験」が行われ、試験官として参加させていただきました。
試験会場には、緊張の中でも一生懸命に技術と向き合う学生の姿があり、その真剣なまなざしに毎回、胸が熱くなります。
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■ “学んできた技術を、手で表現する”ということ
実技試験は、ただ手順をこなす場ではありません。
学生一人ひとりがこれまで学び、練習し、積み重ねてきたものを「手」で表現する場です。
触れ方のやさしさ。
緊張しても丁寧さを忘れない指先。
モデルの方への小さな気遣いや声かけ。
そのどれもが、技術以上に“人に向き合う姿勢”として伝わってきます。
目の前でその姿を見るたびに、
「エステティックの未来はまだまだ明るい」
そんな希望を感じます。
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■ 技術だけではつくれない“安心感”
エステティックは機器の操作や手技の正確さだけでなく、
お客様が安心して身をゆだねられる“空気づくり”がとても重要です。
触れられた瞬間の温度感、
タオルワークや段取りのスムーズさ、
そして、お客様を思う気持ち。
こうした“心のあり方”は表面化しにくいものでありながら、
施術の質を大きく左右する要素です。
H&Bでも、この姿勢を技術と同じくらい大切にしており、
今回の試験の現場を見ながら、初心を思い出すような感覚になりました。
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■ 試験官として立つことが、自分自身の学びに
学生の技術を評価する立場でありながら、
同時にこちらも多くのことを学ばせていただいています。
“丁寧に向き合う姿勢”
“緊張しながらも挑戦する気持ち”
“相手を思いやる手つき”
こうした純粋な姿に触れると、
自分自身の技術や接客を改めて見つめ直す良い機会になります。
試験官として現場に立たせていただけることは、
技術者としても、人としても貴重な経験です。
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■ これからも、未来のエステティシャンを応援したい
技術職は、手で覚え、心で育つもの。
学生たちの努力やまっすぐな姿勢を見るたびに、
「この仕事って本当に素敵だな」と感じます。
これからも、エステティシャンを目指す皆さんの成長を
そっと、でもしっかり応援していきたいと思っています。
そして、H&Bに来てくださるお客様にも、
“安心して任せられる技術と空間”をお届けできるよう、
私自身も学び続けていきます。
